総会アピール                         


  
敗戦60年の節目の今年、9条連は結成10周年を迎えた。
 1995年8月15日、「戦後50年、不戦平和大集会」(9条連結成記念集会)を開催し9条連は産声を上げた。そして現在、北海道から沖縄まで全国80カ所に9条連が結成されるまでに成長した。
 今年7月には、50余の団体と共同開催で、「輝け9条!世界へ未来へフェスティバル」(9条フェスタ2005)を開催した。各団体が企画した19の企画と29の展示はどれも充実した内容で、当日は1000名を超える人々 が参加し、大成功をおさめた。各地方での創意工夫した運動をも含めて、結成10周年の成果を確認しよう。
 しかしこの10年間、憲法9条をめぐる状況はますます悪化している。第44回衆議院選挙で、自民党は絶対安定多数を大きく上回る議席を確保し、自公連立与党は実に衆議院の 2/3議席を占めるに至った。「郵政解散」に見られる政治手法は、小泉独裁政権を象徴するものである。小泉構造改革の背景には、対米追従の強い姿勢があり、アメリカの要求に基づく諸施策が断行されている。
 自民党の新憲法起草委員会が発表した新憲法草案は、「自衛軍」の保持が明記されるなど、9条2項(戦力の不保持、 交戦権の否認)を捨て、日本を戦争のできる国にしようとするものだ。こうした現状のなか、新しい護憲団体が結成されるなど、心ある人々による運動が開始された。今こそ反対運動が一つにまとまる時だ。しかし9条連に対して、あらぬ誹謗・中傷が投げかけられ、運動からの排除が一部で行われている。ここに日本の平和運動の限界が示されている。何のために、誰のために闘うのか。セクト的・党派的な運動の分断は、利敵行為である。
 憲法9条−世界へ未来へ、なんと希望に満ちた言葉であろうか。憲法9条の精神を国内外に広めることを一致点に、特定の政党や党派に左右されることなく、連帯を重視し、憲法改悪を許さない運動の発展をめざす。思想・信条や宗教上の違いを超え、人権と民主主義、人命尊重を基本にしてすべての個人・団体が手をつなぎ戦争に反対する。第7回全国総会は、この結成の理念に基づき、さらに運動を強化・発展させることを宣言する。
 そして人々の心に9条を!
             2005年10月2日 

憲法9条−世界へ未来へ 連絡会
第7回全国総会


 


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 9条連ブックレット


「新聞報道に見る 沖縄の
米軍基地と住民」


「戦争のないもうひとつの
世界は可能か」



平和のために
−伊藤成彦講演から



「平和を育てよう」
−藤井治夫講演から



「第九条が輝く21世紀を」


「憲法9条ー護憲か廃憲か」



平和のために軍備と戦争の
構造を学ぶ
「世界を見つめる」

 9条連グッズ


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第9条 【戦争の放棄,軍備及び交戦権の否認】
1、日本国民は,正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し,国権の発動たる戦争と,武力による威嚇又は武力の行使は,国際紛争を解決する手段としては,永久にこれを放棄する。2 、前項の目的を達するため,陸海空軍その他の戦力は,これを保持しない。国の交戦権は,これを認めない。