防衛「省」法案を廃案に!!
麻生外相、久間防衛庁長官は、核保有発言、核通過容認発言を
撤回せよ!!
 

憲法9条ー世界へ未来へ 連絡会

2006年12月4日

 政府・与党は、11月30日に衆院で、防衛庁を「省」に昇格させる法案を通過させました。
 自衛隊の海外派兵を本来任務に格上げする、明らかに憲法違反のこの法案を、政府はわずか14時間20分しか審議せず衆議院を通過させました。これは国民を冒涜する暴挙であり、私たちは怒りをこめて抗議します。

 そもそも自衛隊の任務については、これまで政府解釈ですら「日本防衛」に限定してきました。そのために特別措置法をつくってインド洋やイラクに自衛隊を派遣してきたという経過があります。その政府解釈をも超えて、自衛隊の海外派兵を本来任務にすることは、自衛隊の海外派兵「恒久法」制定を促し、自衛隊の活動範囲を拡大し、海外での武力行使につながる重大問題です。
 久間防衛庁長官は、「専守防衛であり、軍事大国とはならない。非核三原則、文民統制の確保といった防衛政策の基本は変更しない」と言っていますが、このところの麻生外相や久間長官の核兵器保有発言や核兵器積載米艦船の日本通過容認発言は、非核三原則を無視した極めて危険な発言で、到底許されるものではありません。
 核兵器搭載艦の日本の領海通過は、明らかに「核持ち込み」であり、「持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則に違反します。
 これまで国会で何度も議論となり明らとなっているにもかかわらず、あえて政府首脳がこのような発言を繰り返すことは、集団的自衛権の行使をめぐる憲法解釈を変え、日本をアメリカと共に戦争のできる国にしようとするものです。
 日本国は、憲法第9条で戦争を放棄し、交戦権を否認しています。
 防衛「省」法案や核兵器保有発言、核兵器通過容認発言は、明らかに憲法違反です。

 私たち「憲法9条―世界へ未来へ 連絡会」(略称 9条連)は、政府に防衛「省」法案をただちに廃案にすることを、そして麻生外相、久間防衛庁長官に、ただちに発言を撤回することを求めます。


 

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第9条 【戦争の放棄,軍備及び交戦権の否認】
1、日本国民は,正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し,国権の発動たる戦争と,武力による威嚇又は武力の行使は,国際紛争を解決する手段としては,永久にこれを放棄する。2 、前項の目的を達するため,陸海空軍その他の戦力は,これを保持しない。国の交戦権は,これを認めない。