憲法9条-世界へ未来へ 連絡会

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起ちあがろう!労働組合 支えよう!みんなで

ハマのオバン(神奈川県)

 最近、存在が薄くなっている感のある「労働組合」の存在感をみた思いがした出来事があった。ひとつは、いま問題となっているフジテレビで、労働組合への加入が一気に増えたという事態だ。80人くらいの組合員だったものが一気に800余名に増えたと聞く。社運を揺るがす事態への危機感が「労働組合」の存在を鮮明にしたのだろう。日頃、その存在を意識したこともなかった社員たちの「駆け込み寺」が労働組合だったのだ。
 もうひとつは、JR東日本のパワハラ上司に対する闘いに起ちあがったJR東労組組合員の存在だ。憧れて入社した会社での理不尽な扱いに対して、声をあげたX氏は24歳。決意するまでには様々な葛藤があったことだろう。しかし彼は「これから入社してくる後輩が同じ目に遭わないように、好きな鉄道、好きな会社を残すために闘っていく」と決意を語っている。人命を預かる鉄道輸送会社で、風通しのいい職場環境は必須のものだ。モノが言えない環境では、最も大切な安全が危ぶまれてしまう。だから私たち利用者にとっても看過できない問題だと思う。
    私はこの闘いを支援したい。私たちに出来ること、それはX氏と仲間たちの闘いを忘れず注目し続けること、発信し続けることだ。きっと多くの9条連の仲間たちが支援してくれると信じている。